全国小学生クロスカントリーに出て

悔しさをばねに!

 

岡井 彩華 

 

 大阪大会、それは私にとって小学生最後の大会だったので、試合前から「選手になれなかった友達の分まで頑張ろう。そして悔いが残らない走りをしよう。」と思っていました。

 この全国大会まで、いろんな大会にたくさん出ましたが、あまり良い記録が出ませんでした。 だから、練習はいつも遊び半分でやるのではなく一生懸命頑張るようにしました。 自分から進んで走るようにもなりました。

 そして、本番当日。アップも十分にして「私なら絶対大丈夫!」と、ずっと強く思ったり、顔をたたいたりして緊張をやる気に変えようと頑張ってました。 ですが、全国各地から集まっている速そうな人達がいっぱいいて、緊張がなかなか解けなくて大変でした。 あまりに緊張し過ぎてしまい、とんでもない失敗を友達としてしまいました。 それは、緊張のあまり二人とも男子トイレとは気がつかずに入ってしまい、出てきた後に二人でビックリして大笑いをして少しだけ緊張が解けました。

 リレーが、終わってほっとしたリレーの選手達に笑顔がもどった頃に、私達に招集がかかりました。

 ゼッケン番号で並ぶと170番の私は一番後ろの列、45人近くの選手がいました。

 スタート前、じっとしてはいられず後ろの方に走ったり跳んだり、はねたりしていました。

 スターターのピストルの合図でスタートすると、一瞬のうちに緊張が解けて走ることだけに集中することができ、先頭集団に付いていくことができました。 ラスト1周になって1番きつい所の上り坂にさしかかった時、今回大阪にこれなれなかったクラブの友達の顔が浮かび上がってきてその友達の分まで頑張ろうと自分をはげましました。

 そして、最後のカーブを曲がったラスト100m。 短距離を走るようにスピードを上げ死ぬ気で頑張りました。

 記録は、5分59秒というギリギリで6分をきることができました。

 一緒に走った2人は、10秒くらい前にゴールしていました。 総合では、約170人中25位、他の2人は10位以上順位は上でした。 わずか10秒の間に10人もの人がいて勝負の厳しさを感じました。 短距離では、もっと勝負は厳しいですが、長距離でも同じように厳しいものだと改めて感じました。

 小学校最後の大会で大の苦手な長距離を通して、目的を持って頑張れたことの素晴らしさ、そしてその力を試せたこと、全国大会というものを経験できたこと。

 12年間で最高の思い出になりました。 そして、1秒の大切さを学んだ1日でした。

 同じ目標に向かって一生懸命に、一緒に練習して来た最高の仲間たちができてジュニアに入会して本当によかったと思いました。 大人になったら、上尾ジュニアに恩返しできるような活躍をしたいです。

 これまで、あたたかく指導して下さった監督、コーチ、本当にありがとうございました。 これからも頑張ります。